ペーパークラフト
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出会い
戦車の画像検索をしていたら、ペーパークラフト(以下ペパクラ)の画像が引っかかりました
1/144のペパクラ戦車はほとんどなく、あっても模型や食玩で再現されている足回りが印刷の一枚板に省略されていれば物足りない、再現されていれば作るのが面倒で関心が向きません
フリーなペパクラを公開していたそのサイト(http://prmodels.webnode.cz/ の、Models-Military-Military vehicles以下)のブツもサイズ違いだったので、最初は軽く流し見してたのです
A4の範囲に1/100ペパクラのパーツを並べ、組立説明を書いて残った余白に、そこの作者は小物を置いてくれてました
ある戦車にはテント、他の戦車には検問の遮断バー、部品だけで1枚埋まって組立説明だけが2枚目なパンターにはヤクトパンター変身セット
同じく組立説明だけが2枚目なティーガー1には、キューベルワーゲン、木箱、弾薬箱、ドラム缶、看板、崩れたレンガ塀、聖人の祠とオマケがてんこ盛りだったのです
マテリアル・ワールド
輸送列車や貨物船、トラックが好きなので、「沢山運んでます」を視覚化するアイテムは大量に欲しい!
けれど、プラやメタル、エッチングの箱・ドラム缶類は手を抜くとショボく見える塗装を数こなすのが大変です
プラモのドラム缶セットは、結局手が出ないままでした
けれど、このオマケシートの画像を見て「ペパクラなら、もうちょっと量産にかかる手間は少ないのではないか?」と思い、組んでみる事に
1/100から1/144へサイズ変更-印刷-切り取り-折り線付け-組み立て で、以下の物が出来ました
崩れかけたレンガ塀(裏写りが…)と、多分キリスト教の聖人を祭った祠
鷲の国章と注意書きステッカー付き木箱 量産し、補給を積み上げパワーアップ!
ドクロにAchtungの警告看板は立て札に加工
Feldlazarettの文字に赤十字の看板も立て札に
ありったけを積み上げ
画像では面の凹み、角の丸み、縁の白、のりのはみ出しが見苦しいですが、肉眼ではほとんど気にならないのでOKとします
というか、ペパクラ量産の「お手軽さ」は、他に変え難い
タミヤの物置小屋
ペーパークラフト関連を検索してると、タミヤ模型のページがHitしました
(http://www.tamiya.com/japan/products/87078bond/index.htm#PC)
1/48模型の情景用にと、ロシアあたりで見られる物置小屋が公開されています
これはいいとさっそくダウンロードし、1/3に縮小-印刷-組み立て
コピー用紙では頼りないと思い、画用紙に印刷しました
ドアを開けるため表側の柄を加工し、小屋内の壁も模様つけました けど、ドアから中は見えないです
RSOトラクタ RaupenSchlepper Ost
1/100など別縮尺を144に変えても、それなりにいけそうな気がしてきました
自分が持ってないソフトスキン系車両で、角型キャビンのRSOトラクタを作ってみます
一番上で紹介してるサイトのMilitary vehicles の所で、ジャーマンイエローモデルを公開されています
画像をDLしたら、縮小-印刷-針で折り線けがき-切り取り-組み立て
これの運転席ですが、前面だけ他の面よりも長いようです
他の面にあわせて短くして折ろうとすると、前面左右ののりしろが邪魔になり折り込めません
左右ののりしろを赤の線で切り、一番下に通ってる黒のモールド線で折りました
一箇所のり付けしたら乾くまで触っちゃダメ!(紙がのりの水気?を吸って柔らかいのですぐ型崩れし、ぴっしりした線が出ない)なんですが、早く完成品が見たくて気がはやります
これがたった4つの部品でできるとは、凄い
荷台に補給品をみっしりと詰め込んでみた
撮影中にドラム缶を落とし、拾おうとしゃがんだら別にもう1個、合計2個落ちてました
緑の砲弾ケースも3つ作った筈なんだけど、今見たら2個しかなかったし
そういえば作る時も、ドラム缶の蓋を切り取り、デザインナイフをピンセットに持ち替えるのに目線をちょっと外したら消えたとかあったなぁ
で、直径4mmほどの蓋1枚だけ印刷し直す羽目になったり
軽くて音がしない紙パーツは紙隠しが怖いです
ペパクラ入門サイトで読んだ(流し見してどこだったか覚えてません、ごめんなさい)「ふた付きの入れ物を用意しておけ」は真理でした
RaupenSchlepper Ost 7.5cm Pak40
RSOトラクタのペパクラキットは、トラクタ+7.5cmPakと、Pak搭載トラクタのどちらかが選べるコンバージョンキットでした
こんどは鋭角な運転席が何かかっちょいいPak搭載トラクタを作ってみます
運転席パーツ上面中央に貼る部品はそのままだと前後が長く、実物を見ると盛り上がった部分だったので、パーツ上下にのりしろを作り、上へ曲げて長さを合わせました
また、運転席前面下部の面は、他の面よりも長かったので、少し折り込んでます
キットのマズルブレーキの作り方がいまいち判らなかったので、砲身の先端に2mm幅で長さ23mmの紙を巻き、バッファの穴を左右に黒い紙各2枚貼って再現しました
輸送時の形にしようと荷台の側板を立てた状態にしたら、後ろが豪快につっかえたので、駐退器後端を数mm詰めてます
荷台の床とPakの台座3パーツの計4枚、画用紙を貼ってあるんですが、砲の高さが足りません
かさ上げ用に、1mm幅に切った画用紙を巻いた円柱(画像手前の白い奴)を用意しました
実車写真と比べるとかなり違うのですが、上手く足回りを省略&デフォルメしているなぁと思います
ああ、左右で貼り合わせ位置がズレたんでしょう、車体先端が左へ傾いてますね…
現物は先行量産車の配備先から「背が低いPakの利点がない上に、低速なため逃げ足が遅く、非装甲で生存性が低い」と、悲しいレポートが来て量産中止とか
通常タイプとツーショット
あれっ? Pak搭載タイプの運転席って、ノーマルと底の位置は変わりなさげなのにえらく背が低い
単体で見てたら気にならなかったけど、ハッチ閉じたまま運転できないってか、閉じたら中に人は入れない小ささな気がする
なんて思ってたら案の定、運転席の蓋を開け、胸から上を出して運転するようです
…位置がバレて逃げる時、「お前運転しろ」って言われたらヤだなぁ
ペーパークラフトに使った紙
ペパクラ向け用紙が売られてるのですが、近場ではA4数十枚パックで一枚あたり大体20円ほど、5〜60枚を超えると段々一枚の単価が下がってきます
むぅ、作るものが小さいので何百枚も紙買っても使い切れないし、どうしようかなで試行錯誤しました
A4コピー紙
ここまで、マテリアル類やトラクタは、A4のコピー用紙を使ってました
利点は安くて気軽に使える、厚みが無いので一辺数mmの小さな箱も組める、インクが綺麗に載るなど
欠点はのりや指の湿気を吸ってヘニャったり、折り目や面が綺麗に出なかったり
画用紙その1
ホムセンの文具コーナーで買った八つ切10枚100円の物、田宮の物置小屋はこれに印刷しました
利点はしっかりしているので、ある程度広い面でも凹んだりしないこと
欠点は、ぽってりした厚みがあるので上手くやらないと角が丸くなってしまう、表面がザラついていてインクがコピー紙ほど綺麗に載らない、細く切ってしごくと裏表に分離
水彩画を描くのに都合よく作られてる部分が、小さなペパクラと相性が悪かったようです
画用紙その2
100円ショップの文具コーナーで買った八つ切10枚105円の物
1と同じような欠点はあるものの、薄手で使い勝手がいい感じです
Ju52の情景セット↓に入っていたトラックを画用紙その2で作成
(http://myhobbycraft.blogspot.jp/2011/04/junkers-ju-52-1144-dock.html)
ケガキ線で印刷が切れて紙の白地が出るのも、何とかしたいですね
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