パンツァーコープ -装甲トロッコ編-
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装甲トロッコ
76馬力のエンジンを搭載し、最高速度は70km⁄hな装甲トロッコ
…やっぱ、モーターライズですよね?
モーターとギアが\1,224-でした。あとカプラーが要ります
車輪の所に集電のラインを付ける、ギアにきっちり噛むようにモーターを固定する固定具を作る
道はずいぶんと遠そうです
ギア軸に付いていた車輪は、車軸が外側の面と面イチで切られていたので、保持し易いように車軸が突き出しているものと交換
台車に一体成型で作られている車輪を切り取って穴開け(ギア用の穴も)
ジャンクボックスに在った、1mmのアルミ板でモーターの固定金具を作成
固定金具とモーターの間が狭いので、M1.4のナットと皿ネジを調達
金具を固定し、起動輪も集電用の電極も兼ねた軸受けで固定
上部のパーツを被せて、様子を見てみます
うぉ、この隙間は… モーターのプラ部と、車体上部の裏面を削ってやります
で、ここまで漕ぎ着けました。走り始めでつっかえる(ちょん、と押えると走り出す)けど、動きます
こうなれば、走らせて眺めたくなる… で、サクサクっと用意
上下の間に0.3mmプラ板2枚重ねのスペーサー噛ませました って、ガタガタだし
まだ中もいじるので上は仮止め、塗装はとりあえずの基本色のみです
お盆に撤去された戦車修理工場跡地でテストラン!
単体で走らせると、接触不良で時々慣性走行しながら走っています
平台型貨車だけ繋げて走らせると、所々で車輪が空回りしまくり
牽引用戦車は自重が軽いとダメって聞いてましたが、よーっく判りました
押入れのどこかに、魚釣りセットがあって、そこに鉛オモリがあるはず
…押入れの隅の一番下のダンボール箱から出てきました。どうりで見つからない訳だ
粘土で開きスペースの型を取って、デカい鉛おもりから削り出しかけます
オモリを目分量で切り、金槌で叩いて塊にして、粘土で型取りした開きスペースにあわせて削りました
集電金具の接触を良くするのと、動輪をレールに押さえつける役を果たさせるのですが、集電金具の付いた車軸と動輪は同じなのでオモリは片方だけ
…にするとウイリーしてしまうので、カウンターバランサーを車輌の反対側の端に付けました
で、接触不良も動輪の空回りも無くなった装甲トロッコ、後進は滑らかなんですが、前進にするとノイズが増え、時々ギアの歯を飛ばしているような音がします
本当なら、モーターの尻を持ち上げて、ギアとの噛み合わせを深くしたいんですが、スペースの都合上できません。
ああー、モーターの取り付けを前後逆にすりゃ良かった
まま、素人が無理やりモーターを組み込んだにしてはちゃんと動くので、戦闘指揮車&歩兵戦闘車を連結できるようにしてやります
戦闘指揮車&歩兵戦闘車もNゲージ化して基本色を塗りました。さっそく引っ張って遊んでみます
おお、ガガガーと気持ち良く走るではないですか!
砲車と歩兵車のアンテナが変な位置から突き出ていますが、見なかった事にしましょう
しかし、貨車を増結したり、装甲トロッコの8輌編成を引かせてみると、やはり動輪が空転します
そこでさらにオモリを増設
右にあるオモリ収納スペースの粘土型は、血で汚れています
オモリ成型中にデザインナイフで指をぶち刺した跡です
今回は笑い話に出来るくらいの傷で済みましたが、痛かったです
文字通り血のにじむ思いで増設したオモリ
装甲トロッコが5輌を超えると、また動輪が空転します くそー
オモリを搭載するスペースは、もうギアの上部くらいしかありません
そこに詰め込んでいい結果が出なければ…
砲塔を鋳造する?
装甲トロッコ(非動力)
放置していた戦闘指揮車&歩兵戦闘車の装甲トロッコのNゲージ化です
砲兵戦闘車にモーターが入っているので、この2つは非動力とします
片側の車輪を外して真鍮パイプを車軸に通し、台車を削って作った溝に瞬接で止めました
振動対策にゴム系の接着剤を上に盛り付けて終わり。カラカラとよく回ります
装甲トロッコの編成
ちょっと興味が出てきたので資料本を購入し、ネットでもデータを漁ってみました
これは重偵察装甲トロッコ(軽は別にある)で、対空x2、砲x4、歩兵x4、無線x2の12輌編成が基本
が、資材不足で対空x2、砲x2が欠。砲は44年末に2輌作られた、と
どうやら対空車輌は作られなかったようです
それなりにメジャーなアイテムらしく、複数のメーカー・縮尺サイズでキットがありました
その作例の画像で、ジャーマングレ―塗装の砲車や、クーゲルブリッツ砲塔搭載の対空車がありましたが、フィクションと言う事ですねぇ
第一歩として、現物の写真が残っている、ダークイエロー単色の8輌編成を目指してみます
よしっ! とばかりに走らせて見ると、またもや所々で動輪が空回り…
真鍮パイプに車軸を通す方法は、車軸の左右から挟み込む方法より、幾分抵抗が大きい様です
試しに、動力車の砲塔の代わりにオモリを載せて動かしてみると、8輌編成でも普通に動きます
むぅ、ウエイトを増やさねば
対空装甲トロッコ
WTMの第8弾でヴィルベルヴィントが出る事を知った時、手に入れたら砲塔を外して装甲トロッコに積もう! と思っていたのですが
…8弾出てからどれだけ時間が経ったことでしょう。今回ようやく手を動かしました
ヴィルベルヴィントの砲塔は、従来の回転軸だけでなく、ターレットリンクが1mmほど下に突き出していました
(機関砲に仰角を取らせた時に床につっかえる、機関部後部を収める為か?)
中央に3mmの穴を開け、上部装甲を1cmの円形に切って砲塔を載せます
台車は余っていた戦闘指揮車のアンテナ用取り付け穴を埋めた物
作業と言うと削るだけでしたから、塗装前の状態までさくっと進行。背が高いなぁ…
手前のもう一台はオープントップ台車に四連装対空機関砲をまんま乗せた物にしようかと
オークションで手に入れた架空戦記のオマケな対空機関砲を使ってしまいます
ああ、WTMのヴィルベルヴィントの砲塔と並べると、微細さが目立ちますね
この車輌は以前にネットでデータを集めた時、海外のサイトで三面図と1⁄35くらいの模型の完成写真を見つけ、ローカルに保存してあったので凄く助かってます
遅々として進まない対空タイプの作成
いやぁ、やっぱりオープントップ系のモノには人員を配置したいものですね
プラ板を切って貼るだけの事なので、その気になれば数時間で済む作業ですが…
前回の状態から半年かかりました。
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